いま発生してもおかしくない首都直下地震に、日ごろから備えておきましょう

故人の名言集

祖父・故川辺文吉

明治30年8月25日生まれ
(昭和47年2月18日他界 74才 )

 馬に例えると、“たずな” を引っ張るのが女房の役目だ
注意) 妻は夫に従えという意味ではなく、妻は夫を上手に動かそうという意味です。

 本家のため本家のため
注意) 自分の損得やわが家の損得を忘れて他人に尽くす意味があります。

父方の祖父は、僕が生まれる前に亡くなってしまったので、
僕には残念ながら、祖父の記憶がないのですが、
父や叔母から聞く “思い出話” によって、僕の心に祖父が生きています。

父方の祖父も、母方の祖父も、人一倍の働き者で、他人の分まで働く人でした。
また、困っている人を見たら助けたり、お金も自分の損より他人の得が先決で、
何事においても “他人のために尽くす人” だったそうです。
それから、父方の祖父は、「本家のため、本家のため」 が口癖で、
わが家の損得よりも、本家の得のために尽くしたそうです。

果たした2人の孫である僕はどうであろうか…?
自問してみると、お恥ずかしい限りです。ごめんなさい。

祖母・故川辺キミ

明治35年4月15日生まれ
(平成2年3月26日他界 87才 )

 苦労していない人なんていない
 生きていくっていうことは辛いことなんですよ
 いま苦労が多い分、歳取ったら幸せが来るから、一生懸命生きなさい
 いくつになっても子供は子供で、みんなに悔いはないんだよ (2016.12.14追加)
 ご飯粒を粗末にしたら、目がつぶれちゃいますよ
 人が見ていなくてもお天道様が見ていますよ
 仏さま(先祖)は大切にするんですよ
(蛇を見て騒ぐ僕に)お盆でおじいさんが帰ってきたかもしれないから、そっとしておきなさい
 よそ様のお家に行ったら、お行儀よくするんですよ

ヨネ、トシ、ツル、ノブ、父上、スミ江、マサ江の1男6女を産み育てました

父方の祖母が亡くなった当時、僕は思春期でした。
僕はおばあちゃんっ子で、おばあちゃんが大好きだったので、
小学生の時から学校から帰ってくるたびに、
おばあちゃんが生活している大正11年に建てられた母屋に行き、
おばあちゃんとテレビを見たり、おせんべいを食べたりして、過ごしていました。

思春期という難しい時期に、祖母が老衰で入院、そして他界。
今まで精神安定になっていた “おばあちゃんと過ごす時間” が無くなってしまい、
当時、精神的につらい時期に拍車がかかってしまいました。

祖父・故今泉秀雄

大正3年1月5日生まれ
(昭和62年9月9日他界 73才)

 夫婦が仲良く暮らすためには、お互いに不平不満は言わないこと
 短気は損気。腹が立った時には10数えて気を静めなさい
 自分が上手になって、相手にするな (2017年2月16日追加)

母方の祖父が亡くなった当時、僕はまだ小学生でした。
東高野会館(練馬区高野台3丁目)で、生まれて初めて “死んだ人の顔” を見て、
心に強い衝撃を受けたことを覚えています。
この時初めて “生と死” について、小学生の小さな頭ながら考えました。
落合斎場(新宿区上落合3丁目)で荼毘中、皆さんで飲食しての待ち時間、
僕は一人、声を出して大泣きしてしまいました。

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